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2004年8月15日 (日)

バランボビンとは

このページについては、『日記なんて(※海の写真を載せている理由も)』と『日記を書く理由』の中で説明した。
読者から感想のメールを何通かいただいたが、「バランボビンの百葉箱」という題名の意味についての質問が多かったので、今回はこの話をする。
バランとは、コンビニ弁当などに入っている、ビニール製の葉っぱのことだ。
食事が終わると即座に燃えないゴミと化す、あのギザギザである。
つづりは違うのかもしれないが、ペルシャ語では「雨」という意味もあるという。
次にボビン。

ボビンとは、ミシンにセットする、糸の巻かれた円筒形の部品のことである。
ボビンと聞いて、中学校の家庭科の授業を思い出す方もいるのではないだろうか。
そして、百葉箱とは昔小学校には必ずあった気象観測用の小屋で、札幌の時計台を小さくしたような形をしている。
小屋といっても大きさは冷蔵庫ぐらいで、この中に気圧計や温度計などが配置してあった。
余談だが、俺は小学校時代、緑化委員長というのをやっていて、百葉箱にはなじみがある。
気象観測は緑化委員の仕事となっており、毎日交代で気圧などのデータを記録したものだ。
仕事といっても、お金はもちろんもらえなかった。(当たり前か)
で、「バランボビンの百葉箱」の意味だが、結論からいうと、意味などない。
あえて意味を与えるとするならば、検索性に優れた言葉を自分で作りだし、もっともらしくタイトルに持ってきた、とでもいおうか。
たとえばヤフーでもインフォシークでもいい、ためしに検索サイトで「バランボビン」を調べてみてほしい。
このホームページ関連の情報しか出てこないはずだ。
すなわち、「バランボビン」あるいは「バランボビンの百葉箱」は、インターネットの世界では完全にオリジナルな言葉だということになる。
長いURLを伝えるよりも、「バランボビン」で検索してもらった方が、教える方も教わる方も、負担が少ない。
ようするに、俺はものぐさなのである。
ただ、それだとあまりにも夢がないので、いつか雑誌の取材を受ける機会があったなら、バランボビンの意味についてもっともらしく御託を並べてみたいと思う。
たとえばこんなふうに。

バランのように儚(はかな)くて、ボビンのように懐かしい。
そんな二種類の個性を、毎日記録しています。
もしも気が向いたら、百葉箱を訪れてください。扉はいつでも開いてますから。

……そんな思いをこめた、というような話をして、相手をけむにまくのである。
もともとは、高い検索性という目標を掲げてこの名称を設定したわけだが、実際、言葉の意味なんて後からどうにでもつけられるし、いっそのこと読者に考えてもらってもいい。
最初に「言葉」という結果があり、そこから「意味づけ」という過程を踏んでいく。
そんな遊びがあってもいいのではないか。
というわけで、すでに手の内を明かしてしまったわけだが、
「『バランボビンの百葉箱』という言葉から、どのような意味を想像しましたか?」
と、俺は読者に問うてみたい。
「ワケワカラン」の一言でもいいので、メールかコメント欄で答えていただけないだろうか。
無責任だと思われるかもしれないが、どんな言葉が返ってくるか、「名づけ親」としては非常に興味深いのである。

ニセボビン
040731_bobin.jpg

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